ハーバード大学のロバート・キーガン教授が提唱している成人発達理論というものがあります。
人は、何歳になっても成長しています。 そして、成長には段階があり、段階ごとに認識する世界が変わります。 これが成人発達理論で言われていることになります。
成人発達理論の第一人者の方が書かれた本があります。
仕事場に置いておくといらぬ誤解を与えそうなタイトルの本ですが、物語風で読みやすい本になっています。 成長の段階は5段階に分けられていて、おおざっぱに以下のようになっています。
- 言葉が分かる状態
- 他者を理解していない状態
- 指示待ちの状態
- 自律している状態
- 他者を認めている状態
これらは常に同じ状態にあるわけではなく、置かれている環境でも変わってきますし(例えば家庭と学校)、3と4の間をふらふらしているといった状態もあります。