バレットジャーナルというメモ術をご紹介します。
バレットジャーナルとは
バレットジャーナルは「ラピッドロギング」という、長文の代わりに箇条書きリストを書くメモの書き方です。 幼い頃、注意欠陥障害(ADD、最近では多動症を含めたADHDという言い方が一般的かもしれません)だった著者が、混乱しがちな頭を整理するために編み出したツールです。 ツェッテルカステンが思考を深化させるためのメモ術だとすると、バレットジャーナルは思考を行動化するためのメモ術といえるかもしれません。
バレットジャーナルについて公式ページはありますが、コースを受講したり、本を購入したりせずに方法論を学ぶには、ブログを見る必要がありそうです。 私は本を購入しました。
バレットジャーナルの書き方
バレットジャーナルの書き方の概要をご紹介します。 より詳細に書く方法については、書籍等を参照してください。
ラピッドロギング
現在のリストを箇条書きで書くことで考えていることを分類し、優先順位をつけるというバレットジャーナルのメモ術です。 バレットという方法でメモします。
ページの上には、トピックとページ番号を記載します。 トピックは「買い物リスト」のような目的を表したものです。 デイリーログの場合、トピックには日付のみを記載します。
バレット
箇条書きの部分は、タスクとイベントとメモに分けて書きます。 それぞれの書き分け方としては、箇条書きの際の先頭の記号で書き分けます。
・ タスク(やること)
○ イベント(記録)
ー メモ(事実、考えたことなど)
タスクが完了したら「・」に「×」を付けます。 構造化したい場合は段落を下げます。 シンプルに書くのが重要です。
コレクション
ラピッドロギングをまとめる単位です。 基本として以下の4つのコレクションがあります。
- インデックス(目次)
- フューチャーログ(12か月の予定)
- マンスリーログ(1か月の予定)
- デイリーログ(1日の予定)
バレットジャーナルが実践できるツール
普通のタスク管理ツールを使うこともできますが、バレットジャーナルが意識されたプロダクトを使うと、より快適に実践できると思います。 アウトライナー系のツールが適していると思います。